interview

「学びの多い職場。オールマイティーに働ける人になりたいです」

石澤美保 Ishizawa Miho

2015年中途入社。山形市出身。販売課所属。パートタイム採用から短時間正社員という形態になった。

入社のきっかけ

仕事内容のおもしろさに惹かれました

実は大きな理由はないんです。パートで働くのにちょうどいい待遇と「教科書の仕分け」という仕事内容がおもしろそうと思ったから。働いてみると、それだけではない仕事もたくさんあって驚いたところもあるのですが、「ルーティン仕事ではない」という点に魅力を感じています。



仕事内容

書店で“売れる棚”を作るのも仕事

私が担当しているのは、学習参考書やドリル、辞典の在庫管理と発注、書店への納品です。在庫から書店にお送りするので新学期は多めに発注をかけたり、見極めも重要になります。取引先の書店に行って棚のメンテナンスもしています。山形市のほか、天童市や仙台市も私の担当範囲。時期によって商品を入れ替える必要があるので、そのご提案をさせていただいています。例えば小学生の学習参考書を並べるときに、売れ筋を紹介したり、表紙を前に出したほうがいい、積んで置いたほうがいいなど、お客様が手に取りやすい棚の見え方を考える。それも私の仕事です。長期休みの前、新学期と時期によって“売れるもの”は変わってくるので、頻繁に棚を入れ替えています。



仕事の魅力・やりがい

お客様からの質問に答えられるとうれしい

書店で棚のメンテナンスをしていると、お客様から声をかけていただくことがあって。「娘に英単語の参考書を買いたいのだけど、どういうものがいいのだろうか」、「点数が上がる参考書を選んでくれないか」などの質問を受けます。そのときにお客様が求めているものと売れ筋が必ずしもイコールとは限りません。「いつも平均点にいかないんだ」という方と、「もっと上を目指したい」方では、適している参考書は変わってきます。だから聞かれたときには、けっこう前のめりで「どんな悩みがありますか?」と聞いちゃいますね(笑)。もちろん中身を知っていないとおすすめもできないので、新刊が入った段階で内容を把握するように心がけています。喜んでいただけると、私もうれしいです。

働き始めて、学ぶことが多い会社であることを感じています。パソコンがほとんどできない状態で入社しましたが、在庫管理ではエクセルがマスト。数を入力するだけで手一杯だった私も今は表計算や書類を作成できるようになりました。自分で学んだ部分もありますけど、周りの方が教えてくれたことも大きい。サポートをしていただける環境であると思います。前の職場では「これをやってください」と指示されたことを一生懸命やるのが普通でしたが、ここでは自分で優先順位を考えて動くのが基本。状況に応じて動けるので、同じ仕事をやり続ける事が苦手な人に向いていると思います。もうちょっと仕事できるから、あの人の仕事手伝おうかなとか、毎日違う働き方ができるのは楽しいです。



これからの目標・挑戦したいこと

課題に取り組み、書店を活性化していきたい。

新学期に向けて入荷してくる在庫は、昨年の夏から発注をかけて準備してきたもの。学習参考書が1番動くシーズンには、書店棚は一気に入れ替えをします。チームで動くことも多いので、私自身もっと仕事の幅を広げられたらいいなと思っています。返品作業の人が休みだったら、そのフォローをしたいですし、別ジャンルの人が困っていたら手助けしたい。オールマイティーに動けるようになりたいですね。ひとつの仕事だけに集中してることはないのですが、やっぱり誰かに頼りにされると、うれしいなって思います。また、書店と今以上にコミュニケーションを取り、問題点などに対して一緒に取り組み、解決していきたいです。書店が活性化をしていくことで、顧客満足度、そして売上アップにも繋がると思うので、そこを目指して頑張りたいと思います。


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